顎変形症（顎の外科手術）

顎変形症のほとんどは、不正咬合（歯並びが悪い）を大人になるまで放置したために骨格が変形してしまっています。普通の人でも外見上はっきりわかるので、本人がとても気にします。 普通の矯正より難易度が高いので、より専門性が要求される治療です。 矯正治療は保険適用となりますが、日本矯正歯科学会認定医、専門医の診療所でしか適用されません。

症例1

成人の出っ歯と乱ぐい歯が目立つケースです。普段口を閉めておくことができにくく、気がつくと口を開けているとのことでした。
下あごも後ろに下がっているので、外科的矯正治療を選択しました。
上下左右の4番目の歯を抜歯して矯正治療を行い、大学病院で手術をしました。
術後は見違えるほど口元が変化し、よく噛むことができるようになりました。また口も楽に閉じていられることができて、口を開けたままにならなくなりました。

治療経過　正面

治療経過　右横

治療経過　左横

症例2

成人の受け口のケースです。顎がとびでていることが高校生の時から気になっていたそうです。
手術に対する恐怖や不安がありましたが、思い切って当院を受診しました。他にたくさん同じようなケースがあることを知って安心したそうです。
矯正治療は非抜歯治療（親知らずは抜歯する必要があります）で手術をしました。
出ていた顎がスッキリして気持ちも明るくなったそうです。
外科的矯正治療は一人で悩んでネットで調べるより、矯正専門医に相談されることが大切です。ネットの情報は必ずしも正確ではありません。

治療経過　正面

治療経過　右横

治療経過　左横